価格・納期

F0ゲノム編集受精卵作製受託サービス

GEEP法にて、ゲノム編集因子(Cas9 、ガイドRNA等)を導入したマウス受精卵(2 細胞期胚)100個を作製します。

サービス内容 価格(税抜) 作製期間 納品形態
塩基欠損 46.2万円 3週間~ 凍結受精卵、冷蔵受精卵
エクソン欠損 62.7万円 5週間~
点変異 62.7万円 5週間~
ゴールドプラン 92.4万円 5週間~

価格は輸送費込みです。

お薦めゴールドプラン受精卵サービスを発注するユーザー様の74%が利用しています。

GEEP法にて、ゲノム編集因子を導入したマウス受精卵(2細胞期胚)150個を作製します。ガイドRNAのDNA切断検証、産仔の遺伝子配列解析、ゲノム編集受精卵の再作製保証(1回)がついています。
また、再作製実験でもマウス作出失敗となった場合、オプションにて、弊社にてマウス作製を行います。弊社でマウス個体を作製できた場合、納品致します(有償)。

F1ゲノム編集マウス作製受託サービス

サービス内容 価格(税抜) 作製期間 納品形態
塩基欠損マウス作製 価格表 7か月~ 試験計画書、マウス個体(F1マウス1匹以上、雌雄選択不可)、作業報告書。
納品個体数の追加やF0世代やF2世代での納品も対応いたします。
エクソン欠損マウス作製 価格表 8か月~
点変異マウス作製 価格表 8か月~
Floxマウス作製 価格表 15か月~
長鎖KIマウス作製 価格表 10か月~

※マウス作製では、作業工程毎のお支払い(マイルストーン制)とさせて頂いております。

徳島大学ならびに納品先研究機関において、当該遺伝子の遺伝子実験と動物実験実施の承認を得るための手続き、その他書類作製時間を除きます。

また、動物の輸送料は含まれておりません。動物の輸送料は配送エリアにより大きく異なります。

技術内容

受精卵エレクトロポレーション法(GEEP 法)とは、Cas9 タンパク質及びgRNA といったゲノム編集ツールをエレクトロポレーションによって受精卵に導入する方法です。このGEEP法ではCRISPR/Cas9 ゲノム編集ツールをハイスループット・低コストかつ、ダメージの少ないかたちで受精卵に導入することができるため、例えば、遺伝子改変マウスの作製が非常に簡便になり、安価に提供することができます。従来、遺伝子改変マウスを作製する目的には、マイクロインジェクション法が主に用いられます。マイクロインジェクション法は、ガラスキャピラリーという非常に細いガラス管を用いて、顕微鏡下でCRISPR/Cas9 ゲノム編集ツールを受精卵一つ一つに注入する方法で、操作技術が求められるほか、専用の設備が必要です。これに比べてGEEP法では、必要な技術は受精卵を電極に並べることのみです。加えて、受精卵を一つ一つ操作する煩雑な作業を介すことなく、複数個(20 個~ 200 個)の受精卵へ同時にゲノム編集ツールを導入することができます。このような新たな技術を活用することで、人工受精後の卵が新鮮なうちに、短時間で均一な条件下で、低侵襲にゲノム編集を行えるというメリットを産み出し、高効率でゲノム編集生物を得ることが期待できます。また、マウスのみならずブタへのGEEP法の応用も可能となりました。

参考文献

比較表

セツロテック 他社
ゲノム編集マウス作製法 受精卵エレクトロポレーション法 (GEEP法)
受精卵エレクトロポレーション法(GEEP法)
マイクロインジェクション法
マイクロインジェクション法
100コの受精卵の取扱時間 15分以内 120分以上
ゲノム編集生物の発生率 高い 中程度
ノックアウトマウス
ノックインマウス テスト テスト
多因子疾患モデル生物
ゲノム編集受精卵での納品
F0解析
ブタなど他の哺乳類のゲノム編集
コスト 安い 高い

100個の受精卵を操作した時の比較

セツロテックの技術 /受精卵エレクトロポレーション法

ステップが少なく単純

他社(従来)の技術 /マイクロインジェクション法

ステップが多く複雑

ゲノム編集受精卵作製受託サービスの流れ

ご提供いただくサンプル/情報

  • 遺伝子情報
    • NCBIなどのアクセッションナンバー
    • ターゲットサイト
    • *致死遺伝子情報
    • ノックイン情報など
  • マウス系統
    • CL57B6/N、Balb/cなど
  • 納品形態
    • F0、F1、F2
    • 凍結受精卵、マウス個体など
  • マウスの飼育環境
    • 納品先のSPF基準など

・疾患モデルマウスへのゲノム編集
・2遺伝子同時ゲノム編集
・F2ホモマウスの作製
などお気軽にご相談ください。

*致死遺伝子を対象としたゲノム編集マウス作製もご相談を承ります。

機能喪失によって胎生致死(着床前致死、周産期致死)、出産直後致死、新生児致死(出産後4週間まで)となる遺伝子の場合は、必ず事前にお知らせください。作製方法が異なる場合があります。また、追加費用が発生致します。

基本的なゲノム編集マウス作製のフロー

順番 内容
MS1 ターゲットデザイン<想定納期:2週間程度>
・目的変異を引き起こすためのガイドRNAの設計を行います。
・ユーザー様の希望設計内容によっては追加費用が掛かります。
MS2 ゲノム編集受精卵作製<想定納期:2週間程度>
・マウス体外受精卵にゲノム編集因子を導入します。
MS3 ゲノム編集受精卵の移植<想定納期:2週間程度>
・ゲノム編集因子を導入した受精卵100個を偽妊娠マウスに移植します。
移植マウス出産(帝王切開含む)<想定納期:2~3週間>
・出産前に個別飼育を行い、出産に適した環境にします。
・帝王切開に備えて、仮親を準備します。
・出産予定日に必要に応じて帝王切開を行います。
MS4 ゲノム編集確認<想定納期:8週間>
・得られた仔マウスの離乳時に耳パンチを行い、遺伝子配列の決定を行います。
・個体解析結果をご報告します。
・納品物2匹に関して、標的遺伝子付近のシークエンス解析結果をご報告します。

ゲノム編集受精卵作製受託サービスの流れ

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