動物実験に対する取り組み
株式会社セツロテックでは、ゲノム編集技術の応用を通して、人々の命を守りと生活の充実に貢献することをビジョンとして掲げています。
医薬品の開発支援などのため、動物実験を行うことは必要不可欠であり、動物福祉の観点と科学的合理性に基づいた適正な実験を考慮することがとても大切です。このため当社では、「動物の愛護及び管理に関する法律」(昭和48年10月1日法律第105号、最終改正平成24年9月5日法律第79条)、「実験動物の飼養及び保管並びに苦痛の軽減に関する基準」(平成18年4月28日環境省告示第88号、最終改正平成25年8月30日環境省告示第84号)、動物の殺処分方法に関する指針(平成7年7月4日総理府告示第40号、最終改正平成19年11月12日環境省告示105号)、「厚生労働省の所管する実施機関における動物実験等の実施に関する基本指針」(平成18年6月1日厚生省通知)および日本学術会議による「動物実験の適正な実施に向けたガイドライン」(平成18年6月1日)を前提とした動物実験基本指針に基づいて、動物実験の適正な実施に努めています。
動物実験担当者に対しては、動物実験に関する教育訓練を随時行い、適正な動物実験の実施ならびに実験動物の適切な飼養および保管に関する知識を習得させ、資質の向上を図っています。また、実施する動物実験が法令や社内の動物実験基本指針等に適合しているか否かについては、社内に設置した動物実験委員会による内部点検により確認しております。研究開発部門長は動物実験計画を精査し、動物実験、教育訓練および内部点検等の実施報告を受け、必要に応じて是正措置を講じます。
当社は、国立大学法人動物実験施設協議会のガイドラインを遵守する大学実験動物施設内にて実験動物の飼育管理を行っており、動物愛護の精神が徹底されています。また、研究活動のために犠牲となった実験動物に対し、独自に動物慰霊祭を実施して感謝と敬意を表しています。