セツロテックのモデルマウスサービスでは、下記内容をご利用いただけます。
糖尿病・肥満モデルマウス
受精卵エレクトロポレーション法(GEEP法)を用いて作製した、レプチン受容体の塩基欠損マウスです。組織学的解析結果では、糖代謝・脂質代謝異常により脂肪肝が見られることから、II型糖尿病・肥満モデルとして有用です。
PA-Creマウス with Magnet System
このマウスは、青色光照射装置を用いて外部から照射することで、照射部位のみで Cre-loxP 反応が起こり、遺伝子を欠損させることができます。
このマウスを活用することで、任意のタイミングで疾患を発症させたり、特定の組織のみで疾患を発症させたりすることで、遺伝子機能をより詳細に調べることができるようになると期待されます。
Tgマウス作製受託
トランスジェニックマウス(Tgマウス)は、遺伝子組換え技術を利用して外来性の遺伝子をゲノムに人為的に組み込んだマウスです。エンハンサー/ プロモーターに目的遺伝子をつないだ発現ベクターをマイクロインジェクションすることで作製します。Tgマウスは、ゲノム編集技術が登場する前の1980年代に開発され、外来性のタンパク質をマウス生体内で発現させたり、内在性のタンパク質を過剰発現させたりするために、医学生物学分野の基礎研究で広く使われてきました。