社長メッセージ
セツロテックは2017年2月に徳島大学で培った技術とノウハウを基に創業しました。私たちは、「生物の潜在的な力を借りて、あなたと地球の課題を解決する産業を創造する」をミッションとして、ゲノム編集技術を活かした商品を開発し、世に送り出すことを使命として、日々努力を重ね、革新的な技術とサービスを提供しています。
セツロテックの創業は、3人の創業者(竹本、沢津橋、竹澤)のタイミングが揃ったことがきっかけでした。徳島大学の独立助教としてラボを運営しながら新たな技術を確立した竹本と、竹本のよき理解者であり、同じころにゲノム編集の新しい技術を確立しつつあった沢津橋、新規事業としてテクノロジーに投資をしたいと思っていた竹澤、3人の思惑が一致し、徳島大学で開発したゲノム編集技術を基盤としてセツロテックが立ち上がりました。
現在、ゲノム編集マウス・ゲノム編集細胞を提供する研究支援事業は、簡便さとスケジュールの見えやすさが評価されて多くのリピーターのお客様に支えられ、事業を安定的に拡大しています。
また、農業畜産分野でご利用いただくPAGEs事業では、お客様の「こんなものが欲しい」を形にするべく、「何が私たちの技術でできて、何ができないか」といったことからソリューションとして提供しています。そういったお客様の想いから出てくるアイデアは世界で初めての取り組みとなり、自ずと独創的な商品開発につながっています。
世界最先端の技術で、世界初の商品を市場に投入できる日が楽しみで、わくわく感を感じて仕事に取り組めるのが、当社の商品・サービスの素晴らしい点です。
ゲノム編集技術は、これから10年ぐらいかけて社会に浸透していく技術です。まだこの技術を活用した商品は、ほんの数点しかなく、多くの人が触れたことのないものになります。しかし、10年後には、きっと多くの人が利用経験をもち、もしかしたら毎日生活で使用するような商品になっているかもしれません。セツロテックはその一翼を担い、メンバー一同、失敗を恐れず、弛まぬ努力をもって研究開発に取り組んでまいります。
代表取締役社長 竹澤 慎一郎
会社概要
株式会社セツロテックは、徳島大学で培った技術とノウハウを基に2017年2月22日に創業した、徳島大学発ベンチャーです。徳島大学先端酵素学研究所の竹本龍也と橋本昌和(大阪大学)は、2015 年に「ゲノム編集マウスを簡便にかつ高効率に作製できる手法」を開発し、その技術を特許出願しました。また、創業者の一人である徳島大学先端酵素学研究所の沢津橋俊は、培養細胞で高効率ゲノム編集を実現するVIKING法を確立し、その技術を特許出願しました。これらの技術を用いて、セツロテックは、遺伝子改変マウス・培養細胞の受託作製・販売を行なっています。
当社では、ゲノム編集技術を「生き物の多様な能力を引き出す」技術であると捉えています。将来的には研究分野にとどまらず、ゲノム編集生物を広く産業界に提供する基盤的な企業へと成長し、ゲノム編集産業を開拓することを目指しています。ゲノム編集技術を用いて、人々の暮らしをより豊かにし、持続可能な社会の実現へ貢献できるよう取り組んでまいります。
会社名 | 株式会社セツロテック |
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本社 | 徳島県徳島市蔵本町3丁目18番地の15 藤井節郎記念医科学センター |
アクセス | 088-633-0233(代表) 営業時間:9時~18時 |
支社(営業所) | 東京営業所:東京都千代田区岩本町 福島研究所:福島県南相馬市原町区 |
設立年月日 | 平成29年2月22日 |
代表者 | 代表取締役会長 竹本龍也 / 代表取締役社長 竹澤慎一郎 |
事業内容 | ゲノム編集による受託事業・研究開発・商品販売及びゲノム編集に関する各種サービス |
動物愛護 | 国立大学法人動物実験施設協議会のガイドラインを遵守する大学実験動物施設内にて飼育管理を実施 |
技術顧問
沿革
開始/期日 | 項目名 | 主催機関・出版社 | 内容 | リンク |
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2016/12/8 | Technology Commercialization Program(TCP) | 国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO) | 最優秀賞 | |
2016/12/13 | YOAKE | ウィルグループ | 審査員特別賞 | |
2017/2 | 徳島大学発ベンチャー認定 | 徳島大学 | 認定番号12 | |
2017/2/1 | 未来2017 | 日本総研 | ファイナリスト | |
2017/4/1 | 研究開発型ベンチャー支援事業(SUI) | 国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO) | 採択 | |
2017/4/12 | 第2回日本アントレプレナー大賞 | リーダーズクラブ | ヘルスケア部門賞・北尾吉孝賞 | |
2017/6/21 | reboot(リブート)X2017 | 一般社団法人MAKOTO | 最優秀賞 | |
2017/7/8 | 徳島テックプランター | 株式会社リバネス | パートナー企業賞 | LINK |
2017/7/11 | 「中小企業のものづくり基盤技術の高度化に関する法律」(中小ものづくり高度化法)に基づく特定研究開発等計画 | 四国経済産業局 | 認定 | |
2017/9/15 | 未来共創イノベーションネットワーク ビジネスアイデアコンテスト | 株式会社三菱総合研究所 | 三菱総研賞 | LINK |
2017/10/6 | イノベーションリーダーズサミット | 株式会社プロジェクトニッポン | TOP100 STARTUPS | |
2017/10/12 | 徳島ニュービジネス支援賞2017 | 一般社団法人徳島ニュービジネス協議会 | 大賞 | LINK |
2017/11/10 | 第2回とくしま創生アワード | 徳島県、徳島新聞社、徳島県信用保証協会、徳島経済研究所、徳島大学、徳島文理大学、四国大学 | 大賞 | LINK |
2017/12/19 | J-TECH STARTUP 2017 | 第2回J-TECH STARTUP SUMMIT運営事務局 | 認定 | LINK |
2018/3/10 | 第1回四国アライアンス ビジネスプランコンテスト | 四国銀行、阿波銀行、百十四銀行および 伊予銀行 | 奨励賞 | LINK |
2018/4/12 | 経営力向上計画 | 四国経済産業局 | 認定 | |
2018/6/15 | 「中小企業のものづくり基盤技術の高度化に関する法律」(中小ものづくり高度化法)に基づく特定研究開発等計画 | 四国経済産業局 | 認定(四国1806002) | |
2018/6/29 | 戦略的基盤技術高度化支援事業 | 四国経済産業局 | 採択 | LINK |
2018/10/17 | 第13回ニッポン新事業創出大賞<アントレプレナー部門> | 公益社団法人日本ニュービジネス協議会連合会 | 優秀賞 | LINK |
2018/11/1 | 平成30年度福島県地域復興実用化開発等促進事業 | 福島県 | 採択 | LINK |
2019/6/21 | 知財アクセラレーションプログラム | 特許庁 | 支援 | LINK |
2019/11/5 | 令和元年度 農林水産業等研究分野における大学発ベンチャーの起業促進実証委託事業 | 農林水産省 | 採択 | LINK |
2019/12/18 | 四国産業技術大賞 | 一般財団法人四国産業・技術振興センター(STEP) | 奨励賞/受賞 | LINK |
2020/10/13 | 地域未来牽引企業 | 経済産業省 | 認定 | LINK |
2021/6/1 | 農業経営改善計画認定書 | 徳島県知事 | 認定 | LINK |
2022/4/14 | はぐくみ支援企業認証 | 徳島県知事 | 認定 | LINK |
2024/3/22 | J-Startup WEST | 四国経済産業局 | 選定 | LINK |
報道など
掲載日 | メディア | 記事タイトル | 関連リンク |
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20170324 | 日経バイオテク | 徳島大発ベンチャーのセツロテック、ゲノム編集の高効率化技術で起業 | LINK |
201709 | THE INDEPENDENTS | ゲノム編集の産業化を目指す徳島大学発ベンチャー | LINK |
20170922 | 徳島新聞 | 徳島創生アワード 12組最終審査会進出 | LINK |
20171013 | 徳島新聞 | 徳島ビジネスメッセ17 ニュービジネス支援賞 | |
20171013 | 日本経済新聞 | AIや藍活用アピール 徳島で商談会始まる | LINK |
20171111 | 徳島新聞 | セツロテック(徳島市)大賞 遺伝子改変の成長性評価 | LINK |
20171126 | 四国放送 | あわ紳士録 代表取締役竹澤のインタビュー | |
20171227 | 日本経済新聞 | 遺伝子改変効率的に | LINK |
20180307 | 徳島新聞 | ゲノム編集 畜産に応用 セツロテック事業化目指す | |
20180724 | 福島民報 | いわき明星大と徳島の企業 実験用マウス開発 がん患者診断へつなげる | |
20180724 | 福島民友 | 疾患モデルマウス研究 いわき明星大 セツロテックと共同 | |
20180724 | ASCII | 新たな疾患モデルマウスを開発し、創薬のための基盤技術を確立 ゲノム編集のセツロテック、いわき明星大学と疾患モデル開発の共同研究契約を締結 | LINK |
20180728 | 日本経済新聞 | セツロテック ゲノム編集で協力 福島の大学と | LINK |
20180810 | 徳島新聞 | ゲノム編集手掛けるセツロテック ラットや培養細胞も提供 | |
20180815 | 日本経済新聞 | ゲノム編集産業を開拓 セツロテックの竹沢慎一郎社長 23年にも上場目指す トップに聞く | LINK |
20181002 | 日経産業新聞 | 若き知恵集う一大産業 | |
20181019 | 徳島新聞 | 中小企業庁の支援事業に | |
20181208 | 週刊ダイヤモンド | 神の領域で日本勢は出遅れ感 | LINK |
20190118 | 日経ビジネス | ゲノム編集の最前線 狙った場所の遺伝子を改変する | |
20190124 | 徳島新聞 | セツロテックが第三者割当増資 | |
201902 | 産学官連携ジャーナル | ゲノム編集産業を開拓するセツロテック | LINK |
20190322 | 中小企業NEWS | 中小・ベンチャーも強みPR:国際医薬品開発展 | LINK |
20190625 | ジェグテック | 挑戦する中小企業 次世代へつなぐ新ビジネス 第6回「オープンイノベーション」 | LINK |
20190709 | 日経BP | 「50年に一度の大発明」をビジネスに | LINK |
20190809 | 徳島新聞 | 新株予約権を徳島大に寄付 | LINK |
20190903 | 徳島新聞 | ゲノム編集技術高度化成功 | LINK |
20191024 | 週刊ダイヤモンド | 5年で大化け!サイエンス&ベンチャー105発 | |
20191105 | 日経バイオテク | 農水省、大学発ベンチャー起業促進実証の支援対象3社を決定 | LINK |
20191105 | 日本農業新聞 | 大学発ベンチャー3社の事業後押し | |
20191125 | 日本農業新聞 | 大学発ベンチャー活躍 | |
20200115 | ストライク | M&Aトップインタビュー(3 社インタビュー) | LINK |
20200227 | 徳島新聞 | トモニHD設立のファンド徳大発企業に出資 | LINK |
20200309 | 日本経済新聞 | ゲノム編集、国内導入7社どまり | LINK |
20200323 | 日本経済新聞 | 中堅の1人あたり利益 M&A仲介のストライク首位 | LINK |
20200603 | 徳島新聞 | セツロテックが4億6600万円増資 | LINK |
20200916 | 徳島新聞 | 阿波放談 SMBC日興証券徳島支店長と竹本会長の対談 | |
20210611 | 化学工業日報聞 | ゲノム編集技術を地産地消 | |
20210905 | 徳島新聞 | 徳大初ベンチャー好調 | LINK |
20220416 | 読売新聞 | ゲノム編集で食料増産 | |
20220711 | 日経バイオテク | セツロテックとオーピーバイオファクトリー、沖縄の生物資源ライブラリー活用で新事業 | LINK |
20220712 | 徳島新聞 | ゲノム編集事業で沖縄の会社と提携 | LINK |
20220729 | 日経バイオテク | セツロテック竹澤社長、ゲノム編集食品は「中小企業にチャンス」 | LINK |
20220905 | 日経バイオテク | セツロテック、独自ゲノム編集因子の特許成立 | LINK |
20221007 | 日本経済新聞 | ヤギのゲノム編集効率良く編集効率良く セツロテック、受精卵に電流 | LINK |
20221207 | 日経産業新聞 | 住商、ゲノム編集の新興と提携 | LINK |
20230111 | 徳島新聞 | ゲノム編集でニワトリ作製 | LINK |
20230202 | 日経バイオ | セツロテック、中性子線育種技術とゲノム編集を併用へ | LINK |
20230510 | 徳島新聞 | セツロテックが日油と共同研究へ 健康食品素材を開発 | LINK |
20231025 | 日本経済新聞 | 「ゲノム編集、さらに前へ」徳島・セツロテック竹本会長 | LINK |
20240411 | 徳島新聞 | ヤギの受精卵採取で新手法 | LINK |
20240706 | 日本経済新聞 | 鶏卵内の「目」で性判別 徳島大と新興、ゲノム編集で | LINK |
20240706 | 徳島新聞 | ヒヨコ性別、ふ化前に判別 セツロテック、ゲノム編集活用 雄殺処分問題解決に期待 | LINK |
動物実験に対する取り組み
株式会社セツロテックでは、ゲノム編集技術の応用を通して、人々の命を守りと生活の充実に貢献することをビジョンとして掲げています。
医薬品の開発支援などのため、動物実験を行うことは必要不可欠であり、動物福祉の観点と科学的合理性に基づいた適正な実験を考慮することがとても大切です。このため当社では、「動物の愛護及び管理に関する法律」(昭和48年10月1日法律第105号、最終改正平成24年9月5日法律第79条)、「実験動物の飼養及び保管並びに苦痛の軽減に関する基準」(平成18年4月28日環境省告示第88号、最終改正平成25年8月30日環境省告示第84号)、動物の殺処分方法に関する指針(平成7年7月4日総理府告示第40号、最終改正平成19年11月12日環境省告示105号)、「厚生労働省の所管する実施機関における動物実験等の実施に関する基本指針」(平成18年6月1日厚生省通知)および日本学術会議による「動物実験の適正な実施に向けたガイドライン」(平成18年6月1日)を前提とした動物実験基本指針に基づいて、動物実験の適正な実施に努めています。
動物実験担当者に対しては、動物実験に関する教育訓練を随時行い、適正な動物実験の実施ならびに実験動物の適切な飼養および保管に関する知識を習得させ、資質の向上を図っています。また、実施する動物実験が法令や社内の動物実験基本指針等に適合しているか否かについては、社内に設置した動物実験委員会による内部点検により確認しております。研究開発部門長は動物実験計画を精査し、動物実験、教育訓練および内部点検等の実施報告を受け、必要に応じて是正措置を講じます。
当社は、国立大学法人動物実験施設協議会のガイドラインを遵守する大学実験動物施設内にて実験動物の飼育管理を行っており、動物愛護の精神が徹底されています。また、研究活動のために犠牲となった実験動物に対し、独自に動物慰霊祭を実施して感謝と敬意を表しています。
公的研究費および研究活動の運営・管理体制
株式会社セツロテックは、研究活動における不正行為を防止し、公的研究費の運営・管理を適正に行うために以下のとおり責任者を定めます。
最高管理責任者 | CEO | ・公的研究費および研究活動の運営・管理について最終責任を負う。 ・研究倫理の向上および不正行為の防止等についてセツロテック全体を統括する最高責任者。 |
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最高科学責任者 | CSO | ・公的研究費および研究活動の運営・管理の実質的な統括。 ・調査委員会の設置および調査結果等の公表。 |
コンプライアンス推進責任者 | CFO | ・研究倫理に関する研修および教育の実施。 ・不正防止対策の実施。 |
社内外からの相談・通報の方法
株式会社セツロテックは、研究活動における不正行為及び公的研究費の使用に関するルール等について、社内外からの相談・通報を書面、ファクシミリ、電子メール、電話又は面談により受け付ける窓口を設置しています。
社内外からの相談・通報の方法
メールアドレス:corporate@setsurotech.com
電話:088-633-0233
FAX:03-4243-2760