マウスの種類等について

マウスの系統はB6のほか、何に対応できますか?輸送などで破損してしまう系統を懸念しています。
ゲノム編集はB6などの純系、B6D2F1などのハイブリッド系、ICRなどのアウトブリッドで実績があります。ただ、輸送実績があるのはB6、B6D2F1、ICR、BALB/C、FVB/NJcl、DBA1です。
ゲノム編集受精卵を作製するマウスと仮親として使うマウスを教えて下さい。
ゲノム編集受精卵を作製するマウスは、C57BL/6Nが最も実績が多くお勧めしています。当然、別のマウスの使用をご希望の場合はご用意させ頂きますが、入手までお時間を頂くことがございます。仮親マウスは原則としてICRマウスを使用しています。
仮親マウスに胚移植するとき、受精卵をいくつ移植すればいいですか。
参考までに、弊社では片腹に15個ずつ、合計で30個を標準として移植しております(生まれてくるのは、そのうちの10匹/腹ほどとなります)。
研究チームでの経験では、少し多めに入れた方が着床の具合が良いようです。
ただ、厳密なプロトコールはなく、現場研究者の実験経験や移植する総受精卵数に応じ柔軟に対応しています。
移植経験が豊富な研究者の方であれば、現在お使いのプロトコールで問題ございません。

参考文献

  1. Hashimoto, M. and Takemoto, T*. Electroporation enables the efficient mRNA delivery into the mouse zygotes and facilitates CRISPR/Cas9-based genome editing. Sci. Rep. 5, 11315; doi: 10.1038/srep11315 (2015).
  2. Hashimoto M, Yamashita Y, Takemoto T*.Electroporation of Cas9 protein/sgRNA into early pronuclear zygotes generates non-mosaic mutants in the mouse. Dev. Biol. 418: 1-9 (2016).
  3. Tanihara F, Takemoto T*, Kitagawa E, Rao S, Do L, Onishi A, Yamashita Y, Kosugi C, Suzuki H, Sembon S, Suzuki S, Nakai M, Hashimoto M, Yasue A, Matsuhisa M, Noji N, Fujimura T, Fuchimoto Di, Otoi T*. Somatic cell reprogramming-free generation of genetically modified pigs. Science Advances. 2 (9) e1600803 (2016).
  4. Sawatsubashi S*, Joko Y, Fukumoto S, Matsumoto T, Sugano SS*. Development of versatile non-homologous end joining-based knock-in module for genome editing. Sci Rep. 2018 Jan 12;8(1):593.