コラボWebセミナー第16弾 アナテック×セツロテック セミナー

コラボセミナー第16弾

日時

11月21(金)16:00 ~ 17:00
ビデオ会議ツール Zoom にて

見えない酸化を可視化する:
代謝地図(硫黄化合物)と指標(バイオピリン)の二刀流

Topics

時間 内容
16:00~16:25 「硫黄コンパスで測る細胞の天気:サルファーインデックス®による酸化ストレス・炎症の統合可視化」
株式会社ユーグレナ
素材・OEM事業部/素材・OEM営業課
博士(工学) 大津 厳生 様
16:25~16:50 「人体における尿を用いた活性酸素レベルの可視化:バイオピリンインデックス」
株式会社イズモバイオサイエンス 代表取締役 博士(医学) 大西 新 様
16:50~17:00 質疑応答

セミナー概要

「硫黄コンパスで測る細胞の天気:サルファーインデックス®による酸化ストレス・炎症の統合可視化」

一般成分のメタボローム解析は受託サービスの普及で広く用いられ、PCA やNMDS などの多変量解析が多用される一方、群間が分かれても「なぜ分かれたか」の要因解釈は難しい。サルファーインデックス®は、試料中の反応性硫黄化合物(RSS)をmBBr ラベル化後にLC‒MS/MS で一斉分析し、有機・無機、酸化型・還元型を含む50 種超をカバーする。得られた多成分データを統合した結果、多くのサンプルで第1 軸=酸化還元度(鮮度)、第2 軸=抗酸化能(微生物由来)として特徴づけられ、RSS 状態が酸化指標の新たな読み解きに有用であることが示唆された。さらに臭気関連分子(オフフレーバー)も検出対象に加え、酸化ストレス・硫黄臭・含硫化合物量を統合評価可能に拡張。これらを“方位(炎症/ 酸化ドライブ)” と“強度(異常度)” で可視化する硫黄コンパスとして提示し、品質評価・機能価検証・介入効果のトラッキングへの適用可能性を紹介する。

「人体における尿を用いた活性酸素レベルの可視化:バイオピリンインデックス」

生体において活性酸素は様々な生体現象に関与しており、この可視化は非常に重要である。近年、人体がストレスを浴びた際に発生する微弱な活性酸素をも検出するバイオピリンが注目を集めている。このバイオピリンは尿で検出することができることからサンプル採取も容易である。本セミナーではこの尿中バイオピリンについて最新のトピックを交えて概説する。

申込方法

下記のウェビナー申込フォームより、必要事項をご記入の上、参加登録をお願いします。

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