致死遺伝子

その遺伝子を持つ個体を死に至らしめる遺伝子のこと。
致死性について劣性の遺伝子をヘテロに持った個体では致死性が発現しない場合があり、その個体を通じて遺伝し得る。両親がそのような遺伝子を持っていた場合、雑種個体のうちで、その遺伝子をホモに持った個体は生まれることなく死亡する。その結果、出生した個体の表現型の分離比を見るとホモ個体が欠けているため、通常のメンデルの法則から期待される分離比とは異なった結果となる。致死遺伝子の表現型発現のタイミングには様々なものがあり、配偶子で発現するものや個体で発現するものがある。また個体で発現する致死遺伝子においても、胎児期に発現するもの、繁殖期を迎える前に発現するもの、繁殖期を迎えたあとに発現するものがある。致死遺伝子の表現型の強さについても様々なものがあり、死亡から生存に不利になるものまで、幅がある。

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