精密育種(Precision Breeding)は、品種改良加速技術(ゲノム編集技術)など最先端のバイオテクノロジーを活用し、生物がもともと持っている性質をピンポイントに狙って改変する品種改良手法です。従来の育種法よりも正確に、かつ、外部から遺伝子を導入することなく「生き物の多様な能力を引き出すこと」ができます。精密育種は、様々な生物種に適用可能であり、これまで長期間かかっていた品種改良を、より効率よく、より迅速に行うことができます。
精密育種(Precision Breeding)は、品種改良加速技術(ゲノム編集技術)など最先端のバイオテクノロジーを活用し、生物がもともと持っている性質をピンポイントに狙って改変する品種改良手法です。従来の育種法よりも正確に、かつ、外部から遺伝子を導入することなく「生き物の多様な能力を引き出すこと」ができます。精密育種は、様々な生物種に適用可能であり、これまで長期間かかっていた品種改良を、より効率よく、より迅速に行うことができます。
精密育種は、1~数世代で生き物の特徴を変化させることができます。気候変動や新たな疾患の発生など、急変する生産環境の変化に対応して、迅速な品種改良が可能です。
精密育種は、特定の種類の生き物だけでなく、植物や動物、微生物など広範な生物種に適用可能な手法です。現代の私たちの生活の様々な場面で活用している多様な生物について、高付加価値化や生産性の向上を目指すことができます。
日本国内では、精密育種技術を利用して作製した新しい品種は、遺伝子組換え技術の場合と異なり、従来の育種法で作った生物と同じ規制ルール(生産管理や表示義務など)が適用されます(※SDN-1の場合)。そのため、疾患対策やアニマルウェルフェア(動物福祉)の向上などの社会課題の解決のために、より産業利用しやすい手法です。
お米の中に「コシヒカリ」「あきたこまち」とあるように、一つの生物種のなかでも様々な種類があります。こうした、他のものと識別できる遺伝的特性をもち、かつ、その特性が次世代に安定的に引き継がれる集団を、「品種」と呼びます。育種(品種改良)とは、2つの品種を交配したり、人為的に突然変異を起こしたりすることで、より良い特徴を持つ品種として生物の姿を変化させることを指します。例えば、現代のイヌは野生オオカミを、ブタは野生イノシシを、キャベツやカリフラワーはヤセイカンランを、長い年月をかけて家畜化・栽培化したものです。人類は、有史以来、この育種の取り組みを連綿と続けてきました。
「品種」として他のものと識別できる特徴や特性は、その生き物のゲノムにコードされた遺伝子によって制御されています。遺伝子の配列が変化すると、その遺伝子から転写・翻訳されるタンパク質の形や機能も変化し、これにより生物の持つ特徴や特性(表現型)も変化します。ですから、古来より現代までの育種の過程において「より良い生物の特徴や特性」を選び出すことは、まさにその特徴や特性を決めている「遺伝子」の変化を伴うことになります(当然、昔の人は「遺伝子」が見えておらずこのことを意識していませんでしたが)。現在では、活発な生物学的研究によって、この遺伝子と表現型の関係は急速に理解が進んでいます。
セツロテックのSetsuro Breedingでは、主にブタ、ニワトリ、酵母の品種改良の実績に取り組んでおります。詳しくは、各サービスページをご覧ください。