MMI CellCutはシングルセル、あるいはグループセルを正確に単離するためのレーザーマイクロダイセクションシステムです。非常に正確なシステムは速く、簡単に操作でき、凍結切片、パラフィン切片、スライドサンプル、サイトスピン、スメアセル、ライブセルなど多岐にわたるセルに使用出来ます。 MMI CellCutは高クオリティーの画像上でシングル、グループセルの選択と単離を直感的に操作し実行出来ます。興味のあるセルの切り出しはUVレーザーを用いて正確に自動的実行されます。切り出されたサンプルはチューブに回収されます。 UV固体レーザーにより切り出されたサンプルは接着性のアイソレーションキャップにより回収されます。
〇無菌操作でのサンプルの切り出し サンプルは、薄膜とガラスの間に挟まれているため、外気にさらされることはありません。これにより、安全な作業環境とサンプルの保全を確保することができます。 〇採集効率の最大化 分離用キャップを用いたサンプルの採集は、採集効率が最大化され、サンプルダメージは最小限にとどめることができます。 〇コンタミネーションの起こらない採取 MMI 分離キャップは薄膜だけに接触しているので、組織に直接接触することはありません。 〇薄くて美しい切断技術 レーザーマイクロダイセクションシステムは、超精密で高いパルス率、低消費電力に固定されたUV レーザーを用いることで、薄くきれいな切断技術を可能にしています。0.3μm の幅で、正確かつ精密な切断が可能です。 〇ポジティブなサンプル検査 レーザーによる切断後に確実にサンプル収集が行われます。 採取ターゲット領域の分離は、スライド上の相対的に同じ場所から行います。サンプルの形態は100% 保存され、周辺組織へのダメージも発生しません。これにより簡便に再現性の高い結果を得ることができ、高い可監査性と正確で定量的な結果を得られます。 〇目標位置の設定(Predefined Target Positioning :PTP) PTP という特許を持つ機能によって、正確にあらかじめ位置を設定し、コンタミネーションなく視覚的に制御してキャップ上に細胞を採取することが可能になります。 PTP により最大限の細胞数がチューブに回収され、PTP により位置決定した後に切断されたサンプルは純度が高く、検査にも必要な機能であると言えます。 まず、試料全体の概要が示されます。次に、画像を見ながら標的細胞の選択を行います。このステップは、MMI CellExplorer ソフトウェアを使用して、完全に自動化することもできます。PTP モードに切り替えると、キャップの中心から螺旋状に細胞が切り出されキャップに回収されます。 〇MMI MultiCap とMMI MultiSlide 最大3 つのスライドへと単離できるMMI MultiSlide と、同様に最大8 個のキャップに単離できるMMI Multicap があります。これらは、回収容器の付け替えを何度も行わなくてよいので、作業スピードが重要であるRNA 抽出を伴う細胞ワークフローに向いています。 〇自動記録 多様な組織切断を可能にする、唯一のレーザーマイクロダイセクションです。自動記録機能により、切断部分と細胞回収位置の画像と、日時、メソッド詳細について記録します。 〇連続切片 RNA 回収量を最大にするためには、組織染色を最小限に抑える必要があります。そこで、連続切片のうち、染色した切片の標的細胞の位置を参照して、未染色の切片においても目的とする細胞範囲を検出し切り出して単離することができるのです。 〇Z 軸ドリル Z 軸ドリル機能を使うことによって、高出力レーザーを使用せずに厚い組織や生組織を切ることができます。 なるべく良い状態でサンプルを維持するために過度のレーザーパワーの使用を最小限にし、その後の分析に使いやすくするために、Z 軸方向に対しレーザーの焦点を再度合わせます。代替の高出力レーザーは、歯、骨、または法医学用サンプルを採取した粘着テープを切断するときに使用します。
1 MMIアイソレーションキャップ 2 MMIメンブレンスライド 3 位相差対物レンズ 4 UV固体レーザー 5 フォーカシングレンズ 6 偏光ビームコンバイナー
切り出されたサンプルはキャップ上で視認出来ます。 チューブにLysisバッファーを追加することで、次の実験ステップに進めます。
〇よくあるご質問 Q MMI CellCut/CellEctor Plus ライブ動画に全体的に色がかかったようになります。(例:全体的に赤っぽく見える) A ・カメラアイコンかCtrl+WでSet white balanceを再度行って下さい。 ・明視野モードで操作しているにも関わらず、蛍光フィルター(Cy3など)が使用されている場合があります。 SetupプルダウンメニューからBrightfieldモードを選択して下さい。 ・カメラのケーブルの中のワイヤーが損傷している場合があります。 ・ランプの色温度が低すぎるかもしれません。電球を温めるか、交換して下さい。 2013/11/14 記載 Q MMI CellCut/CellEctor Plus マウスを使ってサンプルの移動をしたいのですが、ステージの移動量が大きすぎます。 A ・ソフトウェア上で間違った対物レンズが設定されていませんか。 (例:顕微鏡では×4で、ソフトウェアでは×10など。手動の顕微鏡の場合は特にお気をつけ下さい。) ・対物レンズの設定が間違っているかもしれません。 詳しくはsupport@digital-biology.co.jpにお問い合わせ下さい。 2013/11/14 記載 Q MMI CellCut/CellEctor Plus オーバービューの画像が斜めになります。 A support@digital-biology.co.jpまでお問い合わせ下さい。 2013/11/14 記載 Q MMI CellCut/CellEctor Plus ソフトウェア左下のスライドオーバービューの画像が連続せず、変に見えます。 A support@digital-biology.co.jpまでお問い合わせください。 2013/11/14 記載 Q MMI CellCut Plus カッティングがきれいでありません。カットの幅がとても広く、カットしている最中に大きなレーザーのスポットが見えます。 A ・高倍率の対物レンズでの場合のみ、対物レンズの補正リングを1 (スライドグラスの厚み)にして下さい。 ・ソフトウェアの方で間違った対物レンズが設定されていませんか。 (例:顕微鏡では×10で、ソフトウェアでは×20など。 手動の顕微鏡の場合は特にお気をつけ下さい。) ・サンブルが湿りすぎています。適宜サンプルを用意し、レーザーパワーを低くし てカットを数回繰り返しながらカットのスピード・レーザーのフォーカスやパワーを 調整して下さい。 2011/11/14 記載 Q MMI CellCut Plus カットする位置がずれてしまいます。描画とカットを補正する方法はありますか? A ・レーザーポジションが正しくセットされていません。一度レーザーをショットし、 CellCut->Laser->Set Laser Positionでレーザーポジションをリセットします。 ・上記操作で直らない際にはカメラが正しい位置にないか、対物レンズのキャリブレーションが正確でありません。 support@digital-biology.co.jpまでご連絡下さい。