新型コロナウイルス(SARS-COV-2) 各種抗原

新型コロナウイルス研究用の抗原です。各種のNタンパク質に加え、Sタンパク質も揃えています。

製品説明

新型コロナウイルス(SARS-COV-2)は脂質膜からなるエンベロープを持つウイルスです。エンベロープにはスパイク(S)タンパク質を始めとする幾つかのタンパク質が提示されており、エンベロープ内には遺伝子であるRNAと複合体を形成する核(N)タンパク質があります。本ウイルスはSタンパク質のSBドメインにある受容体結合部位が宿主細胞のACE2(アンジオテンシン変換酵素2)に結合し、細胞内へ侵入することで開始されます。細胞内のエンドゾームに取り込まれたウイルスは、Sタンパク質のS2サブユニットの働きで膜融合によりエンドゾームより遺伝子RNAを宿主細胞実質へ放出することで起こります。Nタンパク質はSARS-COV-2で最も多いタンパク質であり、免疫原性も高いため感染者ではNタンパク質に対し大量の抗体が産生されます。本タンパク質は、3つのドメインからなり、N末領域(NTD)はRNAとの結合に関わり、C末領域(CTD)は複合体形成に関わり、そのLinker部分はNタンパク質のリン酸化に関与すると想定されています。現在、ワクチンの開発が多く行われていますが、その殆どがSタンパク質に対する抗体を産生させることをターゲットとしています。

製品概要

〇 SARS-COV-2抗原 1)Nタンパク質 NTD:Nタンパク質のN末ドメインのタンパク質です。大腸菌で発現させた遺伝子組換タンパク質です。チオレドキシンタグ付とタグなしの2種類があります。 CTD:Nタンパク質のC末ドメインのタンパク質です。大腸菌で発現させた遺伝子組換タンパク質です。チオレドキシンタグ付とタグなしの2種類があります。 全長Nタンパク質:全長のNタンパク質です。大腸菌で発現させた遺伝子組換タンパク質です。オリジナルの武漢型に加え、イギリス型、ブラジル型、南アフリカ型、インド型のNタンパク質があります。 Nタンパク質製品の詳細は (データシート) をご覧ください。 2)Sタンパク質 哺乳動物の細胞で発現させた全長のSタンパク質 です。Sタンパク質は本来3つの単量体が会合して膜上のスパイク構造を作りますが、本タンパク質は人工的に3量体として安定に発現させたタンパク質です。タグ付とタグなしの2種類があります。 Sタンパク質の詳細は (データシート) をご覧ください。

仕様


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