B型肝炎ウイルス関連 抗原_1
BCL-AGC-01/BCL-AGS-02/BCL-AGX-02/BCL-HBC-01

遺伝子組換のB型肝炎ウイルス表面抗原です。全長型(L-protein)、全長変異型(L-protein ST type)、高活性型S抗原(XT)、Pre-S1及びPre-S2領域のペプチド抗原があります。主要遺伝子型の製品を揃えました。

製品説明

HBs抗原はB型肝炎ウイルス表面抗原です。HBs抗原はB型肝炎ウイルスに感染した患者さんの血液中に見られ、B型肝炎に感染しているか否かの重要な判定の基準として用いられます。HBs抗原は脂質膜上に多くの抗原タンパク質を提示した粒子形(径約50~60nm)を取っています。提示されている抗原タンパク質は本来は3つのドメイン(S、Pre-S1、Pre-S2)から構成されるタンパク質です。3つのドメイン全てを保有している抗原はL型抗原で、Pre-S1を欠くものがM型抗原、Pre-S1とPre-S2両者を欠くものが、S型抗原です。B型肝炎ウイルスが肝細胞を認識する際にはPre-S1ドメインが重要な役割を果たしており、その後、B型肝炎ウイルスが肝細胞に感染する過程ではPre-S2が重要な役割を果たしています。感染した患者さんの肝細胞では絶えずHBs抗原が産生されますが、その際、殆どの場合はPre-S1とPre-S2両者を欠くS型抗原(狭義のHBsAgはこれに相当します)が産生され、血液中を流れていると言われています。

製品概要

当社で扱っている抗原は全て遺伝子組換の酵母又は大腸菌で生産されています。酵母で生産した抗原は粒子形を持つ抗原で、大腸菌で生産した抗原はペプチド抗原です。いずれの抗原もロット間の品質が殆ど変わらない安定した抗原です。また、感染の恐れがないことから安全に利用できます。 これらの抗原を利用して製造したもポリクローナル、モノクローナル各種の抗体を取り揃えております。これらの抗体はすべてウェスタンやELISAで利用可能です。

仕様


・BCL-AGC-01は旧BCL-AG-01と同じものです。 ・BCL-AGX-02は旧BCL-AG-02と同じものです。

備考


<抗原の種類> 1. HBsAg L-protein HBsAgの全領域(S、Pre-S1、Pre-S2)を持つ酵母で生産した粒子型の抗原で、L抗原とも呼ばれます。今回、主要な遺伝子型A、B、C、DのLタンパク質 (抗原) を全部揃えました。従来品HBsAg L-proteinは遺伝子型CのLタンパク質であるため、製品名と製品番号変えました (仕様表参照)。いずれの抗原も、B型肝炎ウイルスが保有する表面抗原と同じく感染に重要と言われる各遺伝子型のPre-S1とPre-S2を提示していますので、B型肝炎ウイルスの感染メカニズムの研究にも最適です。 詳しくは、HBsAg-L データシートをご覧下さい。なお、遺伝子型C以外のL抗原の提供には同意書を頂く場合があります。 2. HBsAg L-protein ST HBsAg L-proteinと同じく全領域(S、Pre-S1、Pre-S2)を持つ酵母で生産した粒子抗原です。遺伝子型はCです。但し、S領域は天然のエスケープ変異体で見られる変異が入っているため通常の抗HBsAg抗体では認識されません。他の領域には変異は入っていません。エスケープ変異体をミミックする抗原、又は、HBsAgのPre-S1とPre-S2に対する特異抗原等として利用可能です。 詳しくは、HBsAg-L ST型データシートをご覧下さい。 3. HBsAg XT S抗原活性の非常に高い酵母で生産したHBsAgです。HBsAgとして良く用いられるB型肝炎感染者由来の典型的血清と比較すると凡そ3~5倍の高いS抗原活性を示します。本抗原はHBsAg定量時の標準抗原、抗体検出ELISA用の検出抗原、その他の用途に利用できます。 詳しくは、HBsAg-XT データシートをご覧下さい。 4. HBcAg HBVのコア(C)タンパク質を大腸菌で発現させ製造した粒子状の抗原です。Cタンパク質は、集合すると相互に結合し粒子を形成し、カプシド構造をとります。本製品は、遺伝子型Cのコアタンパク質を発現させて製造したものです。 詳しくは、HBcAg データシートをご覧ください。

ビークル、Beacle、B型肝炎ウイルス、抗原