神経・筋疾患 神経・筋疾患

多発性硬化症/視神経脊髄炎

疾患概要

中枢神経系の脱髄疾患の一つ。視力障害、感覚障害、運動麻痺など様々な神経症状の再発と寛解を繰り返す。多発性硬化症は欧米人に多いが、日本でも約12,000人の患者がいると推定されている。平均発症年齢は30歳前後で、女性の患者の割合が高い。原因は解明されていないが免疫異常が関与していると考えられている。神経症状の早期回復ならびに再発の予防、障害の進行抑制を目的とした薬物療法が中心。