骨・関節系疾患 骨・関節系疾患

特発性大腿骨頭壊死症

疾患概要

大腿骨頭の一部が、血流の低下により壊死に陥る疾患。大腿骨頭の壊死が生じる段階では明らかな症状はないが、壊死が生じてから大腿骨に対しての負荷がかかるにつれ時間経過とともに大腿骨頭が潰れる。ステロイド関連やアルコール関連が危険因子として考えられている。保存的療法と手術療法が存在する。

関連遺伝子

LINC01370 inc RNAの一つをコードしている。脂質代謝系、ステロイド代謝系など特発性大腿骨頭壊死との関係を示唆されていた代謝系を制御する可能性があるとされている。